電気の力で大気、水、健康を守る

電気電子工学分野 南谷研究室 

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南谷 靖史 准教授 の 略 歴
1986年  熊本大学・工学部 卒業
1988年  熊本大学・工学研究科・電気工学専攻 修了
1988年04月~2000年1月  三菱電機株式会社 所属
米国オールドドミニオン大学バイオエレクトリクスセンター客員研究員
山形大学工学部電気電子工学科


 研究内容
 当研究室では電気を環境対策やバイオ、医療に応用する研究を行っています。電気による環境対策ではパルスパワープラズマ分解法という方法で地球温暖化に影響を与えるガス、有機廃水を高速分解したり、殺菌したりする研究を行っています。また電気で食品を安全に、しかも品質を変えずに殺菌する方法についても研究しています。電気による医療への応用では電磁波でがんを治療する研究を行っています。

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                              特に環境保全に係わる研究 
2 現在、水の浄化は廃水処理施設にて微生物、薬品により、有機成分の分解が行われています。しかし微生物で分解できない化学物質の存在、塩素を使うことによる有害副生成物の生成が問題視されています。分解できない化学物質や有害副生成物はそのまま環境中に排出され、湖沼、海川の水質の悪化、水資源の再利用の妨げになります。有機物を含む原水の塩素消毒によって水道水、井戸水に発生するトリハロメタンがその例です。  パルスパワープラズマ分解法とは、有害ガスの分解除去の高効率化に効果を上げている方法です。電気によりプラズマという電子とイオンからなるエネルギーの高い空間を瞬時に作り出すことで、その空間に多量の活性酸素、紫外線を発生させ、それにより有害化学物質を分解する方法です。当研究室では本方法を水の浄化に適用し、水中に溶解した有害有機物を高効率に、しかも汚泥を出さずに高速分解する方法について研究しています。また地球温暖化ガスの分解による排出抑制にも本方法を適用しています。