専攻の概要

地域の企業を育てる技術経営学

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 グローバル化とボーダレス化が目まぐるしい勢いで世界中を圧巻するなか、 国際的には新興国やBRICsの台頭、市場の多様化、燃料価格の高騰、食料・原材料の争奪、 開発途上国を中心とした人口増大と人口移動、国際投機資本の跋扈など、 日本の産業組織を取り巻く環境は日々、劇的に変動しています。

 また日本国内では超少子高齢化の進展や国家財政の恒常的赤字を背景にしつつ、 団塊世代・熟練工の大量退職、国際競争力の相対的低下、産業の空洞化など諸課題が山積しています。

 

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MOTで未来を読むための技術を身につけよう

育成する人材像

技術経営学(MOT)とは何か

 技術者の多くは生産技術を専門に学んできたことから、企業経営や組織マネジメントの能力に乏しいと言われてきました。 技術に関する知識・技能に加え、マーケティングや管理会計などの企業経営に関するマネジメントの知識・技法を大学院の専門教育課程で学び、 文理融合の能力を有して大学院を修了したものを、技術経営学(MOT)修士と呼びます。日本だけに限らず世界でも、 MOTの学位取得者の重要性が広く認識されるようになっています。

専攻コース紹介ページ

山形大学大学院ものづくり技術経営学(MOT)専攻は
優れた「技術経営の匠」を育成します。

MOTのメリット

社会人に適した学習形態

 社会人向けに、 大学の講義を土曜日 (7:20-20:50)に開講しています(とうほくMITRAIコースを除く)。

多様な修了要件

 修士論文の合格だけを修了要件とはしていません。 特許取得・助成金獲得・新製品開発・新しいビジネスモデルの構築など、実践的な修了要件があります。 そのために大学の学習を仕事に直結することができます。

実務型教員による教育体制

 MOTに所属する教員は、企業・行政・国際機関等に所属していた実務型教員です。 そのために学問的研究だけでなく、職場における問題解決など実践的な研究課題をテーマとして設定し取り組むことができます。

教育訓練給付金制度と就職支援

 教育訓練給付制度を用いて学習することができます。 この制度を用いると、入学金・授業料から最大で10万円が国から支給されます。 また長い実績を持つキャリアサービスセンターが就職活動を全面的にサポートします。

MOTの特徴

文理融合型の横断カリキュラム

 社会科学だけでなく、自然科学・人文科学を横断した文理融合型のカリキュラムを構築しています。 そのために企業等における即戦力人材を育成するとともに、社会人にはレベルの高いキャリアアップの場を提供します。

幅広い年齢と職種の学生層

 MOTには幅広い年代の学生が所属しており、 業種も企業・行政・銀行など多様です。様々な学生が受講することで正規授業の内外で幅広い交友関係を持つことができます。

博士後期課程への進学

 グローバルに企業展開するうえで有利な博士の学位(工学)が、博士後期課程を修了することで取得できます。 優秀な修士課程の学生には博士課程への「飛び級」を認め、博士の学位を最短3年で取得することが可能です。

手厚い指導体制とサポート

 修士論文等の個別指導では、教員が専門性を活かして手厚く個別指導・アドバイスを行います。 また、インターンシップ希望者には事前・事中の助言・指導をおこない、卒業後を見据えた就職活動を有利に進めます。

博士前期課程の修了要件

 実践的な応用力を重視する観点から、一定の単位を修得(30単位、とうほくMITRAIコース は40単位)したうえで、以下の要件のいずれかを満たしたものを修了と認定する。

  • 修士論文の専攻における合格判定
  • ただし、以下に示す著しく優れた成果をもって修了と認定する場合がある。その場合は、根拠を示す資料を提出する必要がある。
  • 申請者の主導で新たな商品を開発し、修了までに商用化
  • 申請者の主導で新規事業開発、もしくは事業革新(ビジネスモデル構築等を含む)が進められ、新たな事業収益を獲得
  • 申請者の主導で競争型公募による産業支援型助成金(但し1000万円以上)獲得
  • 申請者の主導で事業展開が確実に期待できる有用な特許を出願し、特許権登録