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阿部助教が企画したシンポジウム「発生発達期の化学物資暴露による遅発中枢影響」が 開催されました。

日程:平成24年10月11日(木)14:25〜15:55
場所:山形大学工学部 9号館300-2教室
講師:種村 健太郎 先生(東北大学・大学院農学研究科・動物生殖科学分野 准教授)
講演タイトル:「発生発達期の化学物資暴露による遅発中枢影響」
内容:中枢神経系の発生-発達期は、その基本構造がDNA情報を基に形成されると共に、適切な神経活動に依存して緻密な神経回路が形成される時期である。従って、外来性の神経作動性化学物質(neuroactive xenobiotics, NX)によるこの時期の中枢神経系の神経活動のかく乱は、正常な神経回路形成を妨げ、成熟後に情動-認知行動異常として顕在化する蓋然性がある。しかしながら、従来の神経毒性試験は成熟動物を主対象とした末梢神経影響評価が中心であり、その様な遅発性の情動-認知行動異常を検出し難い。そこで、NXを周産期、または幼若期投与による成熟後の情動-認知行動異常、及びそれに対応する神経科学的な物証の収集により、遅発性中枢神経毒性の発現メカニズム解析と効率的な検出システムの構築を進めている。今回は、モデル化学物質としてアセフェートを幼若期マウスに暴露した結果に生じる遅発中枢影響について紹介する。尚、アセフェートは有機リン系殺虫剤であり、アセチルコリンエステラーゼ阻害により殺虫活性を示すことが知られている。
※本セミナーは文部科学省・科学振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」事業の支援を受け開催しております。
講演概要:講演概要はこちら(PDF)