事業概要
HOME >阿部助教がシンポジウムを企画しました「マウス個体発生における雌雄ゲノムの機能差について」

阿部助教がシンポジウムを企画しました「マウス個体発生における雌雄ゲノムの機能差について」

日程:平成24年11月1日(木)14:25〜15:55
場所:山形大学工学部 9号館300−2教室
講師:川原 学 先生(北海道大学・大学院農学研究院 准教授)
講演タイトル:「発生発達期の化学物資暴露による遅発中枢影響」
内容:哺乳類の個体発生は様々な遺伝子の発現制御を介して綿密に統御されている。その中で雌雄生殖細胞においてどちらかから由来するかによって遺伝子の発現がON/OFFに制御される特殊な遺伝子、インプリント遺伝子が存在することが知られている。このインプリント遺伝子の発現量の差によって雌雄ゲノムの機能差が現われ、個体発生が正常に進行するためには両者のゲノムから適切なインプリント遺伝子発現が起こる必要がある。すなわち、卵子由来の母性ゲノムあるいは精子由来の父性ゲノムのみから成る片親性胚ではインプリント遺伝子発現異常が生じて個体発生を完了させることができずに必ず胎生致死となる。また、ヒトにおいてもインプリント遺伝子発現異常が様々な疾病に深く関与していることが知られている。本セミナーでは、雌雄ゲノムの相違という視点から哺乳類の個体発生がどのように調節されているかについてインプリント遺伝子発現の説明とともに概説する。
※本セミナーは文部科学省・科学振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」事業の支援を受け開催しております。
講演概要:講演概要はこちら(PDF)